クロバナロウバイ

葉っぱが大きいのと花の色が黒っぽいと言うことで、咲いていてもあまり目立たないですね。

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==《クロバナロウバイ/黒花蝋梅》==
ロウバイと名が付いてますが、春早くに咲く『ロウバイ』『ソシンロウバイ』などとは、花の時期も色も形も全く異なる花です。
黄色い花を咲かせるロウバイと違い丁度今が開花時期。春先のロウバイは花が先ですが、コチラは大きな葉も一緒です。

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一応『クロバナロウバイ』で記事にしますが、実は『アメリロウバイ』というのがあって、これにそっくりなのです。花の色の褐色が強いのがクロバナロウバイと言われてるのですが、二つが並んでないと見分けは難しいでしょうね。
しかし、アメリロウバイクロバナロウバイと記述されることも多いので、もしかすると同じでいいのかもしれないンですが…。

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【◇科名:ロウバイ科 ◇属名:クロバナロウバイ属(Calycanthus=カリカンサス。ギリシャ語の「calyx=萼+anthos=花」が語源 ◇学名:Calycanthus fertilis(fertilis=多産の、多く実を結ぶ】
☆☆ロウバイ科にはロウバイ属とクロバナロウバイ属があって、こちらが後者に属します。『クロバナロウバイ』もアメリロウバイと同じロウバイクロバナロウバイ属。

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原産地は名前のように北アメリカ。明治時代に渡来しました。色は実際は黒じゃなくて赤紫色です。
遠くからだと目立たないので、花が咲いているのを知らずに通り過ぎちゃう人もいると思います。