イソギク

葉っぱの縁が白く、黄色の小さい花がたくさん咲きます。
====【磯菊-イソギク】====

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主に海岸沿いなどに生えます。黒潮の影響を受ける房総半島から御前崎の海岸(千葉~静岡、伊豆諸島の海岸)に自生しますが、各地で栽培もされています。多年草で地下茎を出して株立ちになります。磯の菊ということからイソギク(磯菊)の名がついてますが、但し磯ばかりに自生してるわけでもない。
開花時期は、10/25頃~12/15頃で、多数の頭花を散房状につけます。
花は筒状花のみで、舌状花はありません。
つまり普通の菊の花のように外側に花びら状の花が並ばないのが特徴です。

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これは海岸で適応するために退化したものと考えられています。但し、舌状花のあるイソギクもあってコレは所謂、先祖がえりで、ときどき自然でもみられるということです。

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◇科名:菊科 ◇属名:キク属(Chrysanthemum=クリサンセマム。ギリシャ語の「chrysos=黄金色+anthemon=花」が語源 *シノニム/Ajania pacifica、Dendranthema pacificum ◇学名:Chrysanthemum pacificum(pacificum=太平洋の、自由の)
同じように海岸に育つ『ハマギク』や『アシズリノジギク』は普通の花びらがつきます。
葉は楕円形から倒楕円形で、葉は厚く、表は緑色ですが、裏側は白い毛が密生します。。大きく丸い鋸歯が入ります。

同じように花弁が無いキク科の花、道端に見かけますよね~( ̄▽ ̄)そう、何度か紹介してるこの花。

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====【コセンダングサ】====
この仲間、いろんなのがあって名前がややこしいンですけどね~(⌒-⌒; )
まぁ、コレは正確には、ちっちゃな白い花弁がポツリと見えてますが…

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この白い花弁がもう少し大きなヤツは【アイノコセンダングサ】です。
花が終わると、花弁が棘状になり、所謂〔ひっ付きムシ〕になります。

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なんと、まだシジミチョウが活動しておりました。

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