カラムシ
今では雑草扱いですが…かつては、これが畑に植えられた栽培植物でした。古代から繊維材料とされてきた植物です。
==【カラムシ(茎蒸/苧麻)】==
この植物名の由来は、茎(カラ)の皮からとった繊維を蒸して布をつくったので「カラムシ茎蒸」。漢字表記には苧(カラムシ)から取った麻糸のような繊維という意味の「苧麻」があります。縄文時代の布もこのカラムシから作られていました。と言っても、今では、日本中どこにでも見られる雑草。人家付近の道端や林のふちなど、至るところに多い多年草です。 雑草と言ってしまうには、かなり草丈が大きいですがね。
《◇科名:イラクサ科 ◇属名:カラムシ属(Boehmeria=ドイツ『Wittenberg』の教授『Georg Rudolph Boehmer(1723~18039』の名に因んだもの) ◇学名:Boehmeria nivea var. nipononivea(niveus=雪白色の,雪のような/nipononivea=日本の)》
別名『クサマオ(草苧)』で、別名のクサマオも上記の後者の意味に近いです。
カラムシは雌雄同株ですが、雄花と雌花は別々です。枝の雄花と雌花は枝の上部と下部に分かれたり、別々の枝にできます。
こちらが雌花。
こっちが雄花。
雄花は、『クワ』や『コウゾ』のように花序が垂れ下がります。 葉も大きい。
この植物名の由来は、茎(カラ)の皮からとった繊維を蒸して布をつくったので「カラムシ茎蒸」。漢字表記には苧(カラムシ)から取った麻糸のような繊維という意味の「苧麻」があります。縄文時代の布もこのカラムシから作られていました。と言っても、今では、日本中どこにでも見られる雑草。人家付近の道端や林のふちなど、至るところに多い多年草です。 雑草と言ってしまうには、かなり草丈が大きいですがね。
《◇科名:イラクサ科 ◇属名:カラムシ属(Boehmeria=ドイツ『Wittenberg』の教授『Georg Rudolph Boehmer(1723~18039』の名に因んだもの) ◇学名:Boehmeria nivea var. nipononivea(niveus=雪白色の,雪のような/nipononivea=日本の)》
別名『クサマオ(草苧)』で、別名のクサマオも上記の後者の意味に近いです。
カラムシは雌雄同株ですが、雄花と雌花は別々です。枝の雄花と雌花は枝の上部と下部に分かれたり、別々の枝にできます。
こちらが雌花。
こっちが雄花。
雄花は、『クワ』や『コウゾ』のように花序が垂れ下がります。 葉も大きい。