ノダケ

オイラの散策コースでは、結構見かけるのですが、それでも場所は偏っていて、陽が当たる水辺の近くが多いです。まぁ、普通の道端じゃあ滅多に見かけませんね。

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【ノダケ/野竹 】
花の色が珍しい色ですが、知らないと、花には見えないかもしれませんね。
このような茶系の花色は少ないですが、なにか意味があるンですかね~?
別blogとか、先日アップしてる【シュロソウ】や【オオヒナノウスツボ】や【コバノカモメヅル】も秋咲きの茶色の花です。
因みに、、、、、名前を出した順番に、花の画像を出しておきます。

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このノダケはアシタバと同じセリ科の植物。茎や節が竹のように見え、さらに葉の根元のサヤが竹の子の皮のように見えるのでこの名前。

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別名は【ゼンコ前胡】
漢方の生薬名であるように、古くから薬草として用いられています。

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《セリ科 分類:草 学名:Angelica decursiva)》
関東地方以西~九州の山野に生えます。高さ0.6 ~1.5mで茎は直立し、暗紫色を帯び、少数の枝を分けます。葉は柄があり、ふつう3出羽状複葉。小葉は長楕円形で深裂し、裏面は白みを帯び、鋸歯はかたい。頂小葉の基部はしだいに細く葉柄に流れ、葉柄が袋状にふくらむのが特徴。
枝先に複散形花序をだし、暗紫色の小さな花をつけます。ときに白色や緑色の花をつけるものもある。

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花弁は5個。雄蕊が花弁より長くなります。
果実は広楕円形で平たく、長さ4~6mm、分果の背面隆起線は脈状、両側は広い翼状。ノダケの実ができる頃、ゴボウのような姿をした根を掘り出して薬用にします。
*ノダケモドキ 、 ミヤマゼンコ 、 イワニンジン なども、このノダケと同じように竹の子の皮のようなサヤがありますね~。似ているので、花の時期でないと間違いやすいかもしれませんが、この小豆色の花が咲くと、間違えっこないでしょう。