ハゼラン

小さな丸い実が線香花火のようにも見えますよね。道端で普通に見かけます。
ハゼラン(爆蘭)】

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道端や空き地などに生えます。って、こんな場所にもね~。
茎がまばらに分枝し、直立または斜上して、高さが40~80cmになります。葉は茎に比べると大きめですね。

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《◇科名:滑ひゆ(すべりひゆ)科 ◇属名:ハゼラン属(Talinum=アフリカのセネガンビアの土名 ◇学名:Talinum crassifolium(crassifoliumは厚葉のと言う意味)》

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熱帯アメリカ原産で明治初期に渡来しました。観賞用に入ってきたのですが今ではどこにでも見ることが出来ますね。
花期は8~10月くらいです。茎上部に多数の紅紫色の花をつけます。花はとても小さく径6~7mmで、花弁は5枚。柱頭は3裂します。萼片は2個。

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午後3~4時ごろから開花することから別名を『三時草』といいます。なので、朝早くから出かけて、帰宅するのが夜、なんて人はもしかしたら、この花を見たことが無いかも、、、、、しれないワケです。
またたくさんの花と実の様子が花火に似ているところから『花火草(はなびぐさ)』の別名もあります。
英名は『コーラル・フラワー』と言います。ちょうど褐色で球形の小さな実が「サンゴ=コーラル」のように見えることから。

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和名の『爆蘭』の「爆」は「爆ぜる(はぜる)=はじけて開くという意味があり、蕾がつぎつぎとはぜるように開花する様子からつけられたようです。しかし…蘭となっていますが「蘭」ではないッスよね(笑)。コレは何故なんでしょうね?
根は中国やインドネシアで薬用とされ肺結核などに効果があるとされています。
ちなみに別名が、『三時草』とついていますが、午後4時ごろから咲くのは…あの『白粉花』です。
〈10月3日の誕生花です。〉 花言葉は 『真心』