ミツカドネギ(アリウム・トリケトラム)

時たま花壇の脇役みたいな場所に植えられてるのを見かけますね。
イメージ 1
これはポツリと通路脇に顔を出してました。
ミツカドネギ
地中海沿岸地方原産の球根草です。
イメージ 2
この名前の由来は、茎の断面は三角形だから…なのです。
イメージ 3
一般的にはコチラの名前だと思います。
アリウム・トリケトラム(Allium triquetrum)
通名は、学名の音読みから。アリウム属は北半球に約700種が分布するそうです。
イメージ 8
たくさん咲いているところを見つけました。
4~6月に、茎頂に散形花序をだして、1~2センチの漏斗形の白い花をつけます。
草丈は30~60cmくらいまで。
イメージ 4
花弁中央に緑の筋が入るのが特徴です。
アメリカ西海岸、イギリス、オーストラリアには帰化しています。
イメージ 5
英名は『three-cornered leek』
イメージ 6
花径は約2センチで、外花被片3に内花被片3です。
純白の花弁中央に緑の筋が入るのが目立ちます。
雄蘂は6本で花糸は白、葯は黄褐色です。雌蘂は1本で白、花柱の先が3つに分かれています。
イメージ 7
◇科名:ネギ科 ◇属名:アリウム属(Allium=ニンニクのラテン古名から ◇学名, Allium triquetrum(triquetrum=3稜形の)