ヨツスジハナカミキリ

火曜日に高尾山へ昆虫観察に…
なにしろ今年は全く…カミキリもタマムシも見ていないし、アゲハさえ…アカボシゴマダラ一頭をカメラに収めただけで、後はゼンゼン,,,,アチコチのフィールドを廻るも、全て空振り、成果無し。ここ数日は何処へ行ってもアゲハさえ見ていないという現実。
もっとも仕事場も、やっと先日から『アオスジアゲハ』が姿を現し始めたと言う、誠に寂しい状況。まぁ、それを言っちゃあセセリチョウでさえ、やっと姿を現し始めたンですから....
トンボは未だに仕事場の上空に現れておりません。今年はオカシイ…??
オイオイオイ~、仕事は別だろ~…仕事しろ~~!(笑)
ま、まあ…というワケで、とにかく高尾山へ向かったわけでございます。関東屈指の昆虫の宝庫。
ずぇ~ったい、たくさん見られるハズ.....
当然…午前中から高尾山へ向かいます。心配なのは、痛めてる腰と…そのおかげで?約一年くらい運動不足の躰です。大丈夫…なのか??
当然ですが、ケーブルカー利用です。歩いてなんてとんでもない!
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/C/ChameleonArms221/20010101/20010101000720.jpg
ケーブルカーを降りて、ここからは頂上まで仕方なく歩きになります。周りに小学生低学年のグループも歩いてるのですから、こんなトコで弱音は吐けない(笑)
降りて数十メートルで、目線の先に『モンキアゲハ』出現。しかし…人が多い上に、ゼンゼン降りてこない。コレじゃあ荷物をその辺に置いて、追いかけ回すことも出来ない。諦めます。
汗をかいて頂上まで。早速下界から持って行った冷えた缶ビールをゴキュッといっちゃいます。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/C/ChameleonArms221/20010101/20010101000710.jpg
腰が痛くて、う…動けない、、、、疲れた。情けないけど暫く座ったまま。
小学生の団体やお年寄りの方がズッと元気に見えます。しかし、オイラの目的は頂上じゃなく…その先裏高尾と呼ばれる地区です。陣馬山の方へ向かうコース。
休んだ後、出発。コースが三つあるのですが、迷わず一番昆虫がいそうなコースへ。
そしてコースに入って5分くらいで…
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覗き込んだ葉っぱの裏側に…
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ヨツスジハナカミキリ
花に集まるハナカミキリの仲間です。ペアで遭遇です。いきなりラッキ~♪
胸部は金色で、上翅は黒地に4本の黄色の横帯があります。大きさは12-20mm。
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この模様は蜂に擬態したものと言う事です。

カブトムシ亜目 カミキリムシ科 ハナカミキリ亜科 ◇Leptura ochraceofasciata ochraceofasciata

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♂の後脚は、腿節末端を除き、黒色で脛節先端付近は太く膨らみます。
♀では一様に黄褐色で膨らみはありません。

そのあと、先へ進んで今度は…
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幼虫は主に針葉樹の枯れ木や倒木などを食べます。
国内に生息する本種は以下の6亜種に分けられているそうです。と言っても…オイラが見ることが出来るのは本種だけですが…。
和名学名分布
ヨツスジハナカミキリLeptura ochraceofasciata ochraceofasciata北海道,本州
コクヨツスジハナカミキリLeptura ochraceofasciata ochrotela四国,九州
ツシマヨツスジハナカミキリLeptura ochraceofasciata chujoi対馬
クマゲヨツスジハナカミキリLeptura ochraceofasciata yokoyamai種子島屋久
アマミヨツスジハナカミキリLeptura ochraceofasciata amamiana奄美大島,徳之島
オキナワヨツスジハナカミキリLeptura ochraceofasciata watanabei沖縄島