アカショウマ

アカショウマ 赤升麻
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日本固有種で、本州の東北地方南部から九州にかけて分布し、山地の林の縁などに生える多年草です。
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和名の由来は、根茎の皮が赤いことからきています。
花の前に、名前を書いた札が立っていたのですが…オイラがデジカメを向けてると、通りがかったオジサンとオバサンの、オジサンの方が「なんだ?赤じゃなくて白じゃないか!」と怒ったように呟いたので…一応、説明をしておきました(笑)
…怒るなよ、こんな事で..
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草丈は40センチから80センチくらいで、根際から生える葉は3回3出複葉です。
3出複葉と言うのは三つ葉のことで、枝分かれを繰り返した先に三つ葉をつけて1枚の葉を構成します。小葉の形は細長い卵形で、先は尾状に鋭く尖り、縁には大きな鋸歯に更に細かな鋸歯があります(重鋸歯と言います)。
◇科名:ユキノシタ科 ◇属名:チダケサシ属(Astilbe はギリシャ語の「a(無)+stilbe(光沢)」からきている。この属の1種の葉がヤマブキショウマ属と比べて艶がな|いということから ◇学名:Astilbe thunbergiithunbergii はスウェーデンの植物学者で日本の植物を研究した「ツンベルクの」
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開花時期は5月から7月くらいで、茎先に総状花序を出して、白い小さな5弁花をたくさんつけます。
花序はあまり枝分かれはせず、下に垂れずに横に広がり、花弁と雄蘂が同じくらいの長さです。
花の後にできる実は、熟すると下部が裂けて、種子が散布されるさく果と呼ばれるもの。