ホソオビヒゲナガ

昨日散策に行った公園は期待していた甲虫などの昆虫がマッタク見つからずガックシ....
カミキリなどがいそうなところを回ったのですがね~。いたのはコッチです。
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ホソオビヒゲナガ 細帯鬚長
和名はホソオビヒゲナガガ(細帯鬚長蛾)ではありません。
濃褐色のはねに白黄色の細い帯があり、白く長い触角を持つヒゲナガガ`の仲間。
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チョウ目 ヒゲナガガ科 ◇Nemophora aurifera

大きさは開張で14~17mmです。4~7月が活動時期で全国に分布しています。
この科には、30数種類が記録されている様ですが、その殆どが普通の蛾よりはずっと長い触角を持っています。
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同翅亜目(コバネガ、コウモリガ等の原始的な蛾類)と異翅亜目のヒゲナガガ科やマガリガ科等の翅には、鱗片の他にアクレア(aculea)と呼ばれる微小な刺毛があって、また雌の生殖器は開口が1つ(*その他の蛾では交尾用と産卵用の2つ)で、鱗翅目を同翅亜目と異翅亜目ではなく、単門亜目(Monotrysia)と二門亜目(Ditrysia)の2亜目に分類する研究者も居るそうです。原始的な蛾と言えます。