マルバルコウソウ

道路脇のフェンスなどで見かけます。
マルバルコウソウ 丸葉縷紅草
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原産地は中央アメリカで、日本へは江戸時代の末期に、当初は観賞用として渡来したのですが、今では栽培されル事はありません。関東地方から九州にかけて帰化し、空き地や荒地などで野生化していますね。一年草
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左巻きの蔓性で、葉は卵形で、互い違いに生える互生。葉の先は尖ってますが、つけ根の部分は心形です。
和名は葉が細かく羽状に裂ける『ルコウソウ(瑠紅草)』と異なり、葉がヒルガオのように丸い葉なのでマルバルコウソウ
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*縷=糸のように細長いものと言う意味。この色は「緋紅(ひこう)色」といいます。
◇科名:ヒルガオ科 ◇属名:サツマイモ属(Quamoclit/クアモクリット=kyamos(豆)+clitos(低い)からなる語。蔓性でマメに似たこの属の種に付いた名 ◇学名:Quamoclit coccinea(coccineus=紅色の、緋紅色の)
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開花時期は8月ら10月で、ラッパのような形をした小さな花を次から次へに咲かせます。一日花で、午後にはしぼんでしまいます。花の色は朱赤色で先が5つに裂け、中心部は黄色で、萼片は5枚、雄蘂は5本。