ハマトラノオ

普通は海岸の岩場などに自生する多年草です。淡紫色の花が円錐状に付きます。
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ハマトラノオ 浜虎の尾
環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。日本原産です。
9から10月に茎先に総状花序をだして淡紫色の小さな花を多数つけます。 花は下から上へと咲きあがるっていきます。
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葉は対生につきます。葉身は4-9cmの長楕円形で縁に鋸歯があります。
◇科名:ゴマノハグサ科 ◇属名:ルリトラノオ属(Pseudolysimachion=ギリシャ語の「pseudo=偽」+「lysmachion=オカトラノオ属」 ◇学名:Pseudolysimachion sieboldianum(sieboldianum=シーボルトの)
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葉の質は肉質で分厚く、艶があります。葉に光沢があり、厚い葉になってるのは、海風や強い紫外線、乾燥などに対応するためです。葉のつけ根の部分は茎を抱きます。
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花径は8~10ミリくらいで、先は4つに深く裂けて平開します。 萼片は4枚で、雄蘂は2本、雌蘂は1本で、花冠から突き出ます。