ハシドイの実

デジカメの入れ替えたメモリの画像整理…あまりの多さに音を上げております(爆)。
何を撮ったのか確認するだけでも…(笑)。植物の場合は、初見のもの、記事アップしてなかったものは、すぐに記事アップするようにしてるので、それ以外の画像…つまり、分からないものは撮っていないはずなのですが…ね。久しぶりに見かけたものは名前を思い出すのに一苦労です。ヤッパ…原因は歳か…(笑)。
コレ…花は記事アップしてましたが実はまだでした。
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樹高は5メートルから12メートルくらいで、樹皮は灰白色をしています。材は建築・器具用とされます。
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葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える対生です。葉の先は尖って縁にはありません。
開花時期は6月から7月で
枝先に大きな円錐花序を出し、真っ白な小さな花をたくさんつけます。
香りのいい花です。画像は以前の記事から…
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別名は『ドスナラ』『キンツクバネ』
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『丁香花(ハシドイ)』の語源は、花の付き方が端に集うことによるという説があります。また、花がたくさん集まって咲くという、木曽方言の「はしつどい」からきた名前と言う説もあります。
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花には清々しい香りがあって、花径は5ミリくらいで、花冠は深く4つに裂けます。雄蘂は2本。花は最初の白から黄色味を帯びはじめ、二色が混在するかのように見えます。
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花の後にできる実は、熟すると下部が裂け、種子が散布される果実。
◇科名:モクセイ科 ◇属名:ハシドイ属(Syringa=シリンガ。ギリシャ語の「Syrinx=笛、パイプ」が語源。枝から笛、パイプを作ったことから ◇学名:Syringa reticulata=シリンガ ラティクラタ(reticulatus=網状の)
*本来『Syringa=シリンガ』は、ユキノシタ科のPhiladelphus(=バイカウツギ)の小枝の事です。最初Philadelphus属の名であったものが、後に全く異なる今の属に移されたものです。
*Philadelphus=B.C.283~247のエジプト王 Ptolemy Philadelphus に捧げられた名。
ライラックの和名を紫丁香花(ムラサキハシドイ)というが、ハシドイ属の木の中では丁香花(ハシドイ)だけが日本に自生している。
因みに…コチラが→エンジュの記事。
エンジュの実→エンジュ槐
以前の記事がコレ→ハシドイ