タコノアシが赤くなりました

デジカメのメモリを入れ替えて、点検してると記事アップしていない画像がドンドン出てきます。とても追いつかない(爆)。
『蛸の足』去年、花が咲いた頃に一度記事アップしてましたが、赤く染まって、見た目にも茹で蛸のようになってる所を記事アップしてなかったので…(笑)。そう、花の名前ですよ。
タコノアシ 蛸の足
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コレが花の時ですが…実が熟すころには全草が紅色に染まり、このように「ゆで蛸」のようになるのです。
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別名を『沢紫苑(サワシオン)』え~~と、今年も花の時に見つけてカメラで撮ってあるのですが…現在メモリが手元にないので…去年の記事から拝借です。
本州から九州にかけて分布し、沼や河原などの湿地に生えます。
環境省レッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されています。
草丈は30センチから100センチくらいで、葉は細長い披針形で、互い違いに生える互生。
茎は直立し、無毛で紅色を帯びます。
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開花時期は8月から9月で、茎先から外側に反った穂状花序を数本出し、内側に黄白色の小さな花をたくさんつけます。
この様子が吸盤のある、蛸の足に見立ててこの面白い和名がついています。
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実は熟すると下部が裂け、種子が散布される朔果。
◇科名:ベンケイソウ科 ◇属名:タコノアシ属(Penthorum=ギリシャ語の「pente=5」+「horos=特徴」から。花が五数性であることから ◇学名:Penthorum chinense(chinense=中国の)
☆かつてはベンケイソウ科に分類されていたのですが…どうやら最近はユキノシタ科タコノアシ属に分類されたようです。また、分類体系によってはタコノアシ科とされるようです。
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