ショウジョウソウ

今朝の出勤途中、近所のお家の庭から路地側に、この花が顔を出していました。
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「あ…『ショウジョウソウ』だ」と、ポケットコンデジを出そうと思ったら、なんと…バッグにデジカメが入っていない! 「エ~~!そんなバカな」慌てて部屋まで戻りました(笑)。この花が顔を出してなかったらカメラがバッグに入っていないのを気づかないままでしたね。
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ショウジョウソウ 猩々草
アメリカの南部とメキシコ原産の帰化植物。クリスマスの時期にお馴染みの'ポインセチアを小さくした姿で、日本には明治時代に渡来したものが、野生化した帰化植物です。
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茎は直立してまばらに分岐し、高さ1mほどに九州や沖縄では、逸出したものが野生化しているそうです。草丈は30センチから60センチくらいで、葉は長い卵形をしています。通常は不規則にくびれてヒョウタン形になって、短い柄で互生します
◇科名:灯台草科 ◇属名:ユーフォルビア属(Euphorbia=ローマ時代のアフリカのモーリタニア王の侍医「Euphorbus」の名にちなんだもの。「Euphorbus」が、これらの植物の乳液を初めて薬に使ったところから名付けられました) ◇学名:Euphorbia heterophylla var. cyathophora(heterophylla=種々の葉のある / cyathophora=杯状に結実する」)
開花時期は8月から10月くらいなのですが、画像のように花は白くて小さく、あまり目立たない。
茎の上部に葉が集まって苞状となり、その中心に、雌雄異花の花からなる杯状花序を固めてつけます。
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開花時期になると、花を包む数枚の葉(総苞)が赤く着色します
この様子を猩々(伝説の動物でサルの一種(一説には『オランウータン』のこと)に見立てたのが名の由来です。花の後にできる実はさく果。
傷つけると白色の乳液を出します。
猩々とは能楽で使う能装束の空想上の「猩々」(オランウータンともいわれる)の赤い頭の毛のこと
以前鉢植えのを見かけて記事アップしております。→『ショウジョウソウとペンタス』
近縁種には『ショウジョウソウモドキ』というのがあります。
因みに『ポインセチア』というのはの『ショウジョウボク』と言います。
で…実は当たり前すぎたのか、『ポインセチア』は記事アップしていなかったのです(爆)。マジですか~!?まぁ、その代わりにピンクの『プリンセチア』は記事アップしておりますよ。