ペラペラヨメナ

メキシコから中央アメリカ、それにベネズエラやチリが原産の野草で、わが国でも一部で帰化しています。
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ペラペラヨメナ ペラペラ嫁菜
ナンとも面白い和名ですが、葉がペラペラと薄く、ヨメナに似ていることからこの名が付いています。
元々は、園芸用途で移入されたものですが逸出して今では野生化し、よく石垣などに生えていることがあります。
岸壁や荒れ地に生え、 茎は匍匐して50センチほどの長さになり群生します。
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◇科名:キク科 ◇属名:ムカシヨモギ属(Erigeron=「eri=早い」+「geron=老人」。灰白色の軟毛で覆われた早く花の咲く植物と云う意味で、元は「Senecio vulgaris」を指した ◇学名:Erigeron karvinskianus
別名『ペラペラヒメジョオン』『メキシコヒナギク
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咲き始めは白色ですが、次第にピンクがかって赤くなるため同じ株に白と赤を同時につけるので『源平小菊』とも呼びます。 また花期が5~11月にかけてと長いので『無休菊』と言う別名もあります。
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下方の葉は葉柄があって倒披針形で3~5裂に3裂しますが、上方の葉は線形から被針形で無柄です。