チョウトンボ

昨日は、朝に勤務あけで、勤務地のすぐ近くにあるトンボ池へ寄ってから帰る予定だったのですが(笑)。
そう、このトンボがそろそろ現れてるかも…♪なんて考えてた訳です。
ところが一緒に勤務があける同僚が、「車で駅まで送ってあげる」と言ってくれたので、有り難く車に同乗することに。
そうなると…コレだったら少し遠くの公園にトンボを探しに行けるなぁ…(笑)。それじゃ久しぶりに…
朝の8時前には品川駅に着いたので一気に移動です♪
チョウトンボか…サナエトンボか…ウチワヤンマのいそうなところへ…♪

最初は全く…トンボなんてシオカラトンボくらいしかいない??と思っていたのですが諦めずに待っていると…。
前記事にアップした『コフキトンボ帯型』が現れて…。しかしコンデジでキッチリ撮せない....._| ̄|○
アオヤンマととかギンヤンマが飛んでいるのは見かけたけど、とてもオイラのコンデジじゃあムリ....
しかし…次に目の前に現れたのは......
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目的のうちの一つ、『チョウトンボ』です。
翅が広くチョウのように飛んでるように見えるのでこの名前があります。
チョウトンボ 蝶蜻蛉
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なんとか撮せそうな場所を確保して…。
翅は青紫色でつけ根から先端部にかけて黒く、強い金属光沢があります。
前翅は細長く、後翅は幅広いトンボ

トンボ目 トンボ亜目 トンボ科 ハネビロトンボ亜科 ◇Rhyothemis fuliginosa

腹長は20-25mmほど。出現期は6-9月。
後翅の幅のほうがが広く、また翅の大きさに比べると腹部は細くて短く感じられます。
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オイラの勤務地近くのトンボ池にはシーズンになると沢山現れますが、ウスバキトンボとかシオカラトンボなどのどこにでもいる最普通種に比べれば、ずっと棲息地は少ない種です。ですが、稀少種と言うわけでもない。
チョウトンボが生息しているのは、ガマやヒシなどの抽水植物・浮葉植物の多い広々とした池です。
このような環境になるにはある程度池の遷移が進む必要があるため、開発によって棲息環境が消滅したりすると、新たな棲息環境はなかなか発生しなくなるので、棲息環境はかつてに比べれば減少したと思われますね。
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ところで…チョウトンボが飛んでいると、チョウっぽく見えるのは翅に色がついているためです。
常にヒラヒラと飛んでるように見えますが、飛び方は滑空を多用する飛び方で、時たまヒラヒラと飛ぶのです。他の後翅の幅が広いトンボ(『ウスバキトンボ』とか『ハネビロトンボ』とか)と、変わってるわけではないので、飛び方が特に珍しいわけではありません。
実際、状況にもよりますが、各種のヤンマ類なども同様の飛び方を行うことがあります。