ジャノメチョウ

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まだオイラの廻るフィールドでは蝶々の出現率がイマイチです。
先日の小雨の日、昼過ぎまで部屋にいたのですが少し近所を散策。
川沿いにある小さな雑木林のある公園へ来ると、一頭だけでしたが蝶が飛んでいるのが見えました。
雨ですからシロチョウ類やシジミ蝶類などではなく…

雨だから蛇の目傘に因んでジャノメ…(笑)

この蛇の目暈は、割り竹の骨に油紙を張った傘を和傘と言います。日傘と雨傘(蛇の目傘・番傘など)があって、この暈で上端を中心に同心円状の模様(蛇の目)を施したものが『蛇の目傘』と呼ばれます。
【あめあめふれふれ かあさんが じゃのめでおむかい うれしいな…】これは『あめふり』と言う童謡ですよね。作詞は【北原白秋】で作曲は【中山晋平】です。1925年(大正14)に雑誌『コドモノクニ』11月号で発表されました。今では蛇の目傘でお迎えに来るお母さんなんておらんでしょうが(笑)。
因みに『蛇の目傘』は、元禄(1688‐1704)のころから作られたもので、中央と周囲は青土佐紙を、中間は白紙張りで、おもに僧侶や医師が用いました。享保(1716‐36)時代には、京坂地方で、渋にべんがらを混ぜて上下に塗り,中間に白地を残した渋蛇の目傘が使われました。江戸では、女子は中間の白地の少ない黒蛇の目傘が、男子は紅葉傘と呼ばれる上部青土佐紙、下部白紙張りの上品な傘を用いました。