オオカワジシャ

ヨーロッパ、アジア原産の帰化植物多年草。川岸、田の畦などに群生していることがありますね。
4月から7月くらいまで見かけます。
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オオカワヂシャオオカワジシャ)大川萵苣 
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特定外来生物に指定されていて、栽培等は原則禁止されています。
日本原産の川萵苣(カワジシャ)に比べて大きいというのが和名の由来です。
草丈は50センチから100センチくらいになります。なお、萵苣(チシャ)はキク科の植物でレタスのことです。川に生えて食用になるというのが川萵苣(カワジシャ)の名の由来です。
ルリジサ』 も萵苣の名がつきますが、ムラサキ科の植物です。
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花の見た目は『オオイヌノフグリ』にソックリです。花径は4ミリくらいです。
◇科名:ゴマノハグサ科 ◇属名:クワガタソウ属(Veronica=聖者ベロニカに捧げられた名 ◇学名:Veronica anagallis-aquatica(anagallis-aquaticus=「(サクラソウ科の)ルリハコベ属(Anagallis)に似て水中の」という意味)
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葉は長い楕円形で、向かい合って生える対生。葉には柄はなく、茎を抱くようにつきます。
波打った葉で縁には低い鋸歯があり、鋸歯は間を空けてつきます。
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葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紫色の花をたくさんつけます。
花冠は4つに深く裂け、雄蘂は2本で、雌蘂は1本。
花の後にできる実は熟すると下部が裂け、種子が散布されるさく果
英名:ウォータースピードウェル(water speedwell) スピードウェルはクワガタソウの仲間のこと