ムラサキハナナ
早朝の出勤時は少し寒く感じますが,日中は暖かな日が多くなりました。野の花がドンドン顔を出し始めている東京地方です。
ムラサキハナナ英名はChinese violet cress
名前の由来は、ムラサキ色の花が咲き、食用になることからハナナ(花菜)
中国原産で江戸時代(寛文年間=17世紀)に移入された二年草です。しかし全国に広まったのは以外にも、昭和14年頃。今では寒さに強く逞しい生命力で全国各地に野生化しています。
別名は諸葛孔明が野菜不足を解消するために、ムラサキハナナの仲間のタネを蒔かせたことからショカッサイ(諸葛采)の別名があります。
3-5月に茎頂に2cm程の紫色の4弁花をつけます。中心の雄しべ・雌しべは黄色で、根生葉と下部の茎葉は心形で羽状に深裂し、茎葉の上部は茎を抱きます。
まだ他にも別名があり『ハナダイコン』『紫金菜』
因みにあらせいとう(ストック)紫羅欄花(←記事)