藪豆

林の縁や草地などに生える蔓性一年草で、草丈は1メートル以上になり、茎は細長く伸び、他の植物に絡みついて伸びます。
開花時期は8月から10月。
イメージ 1
ヤブマメ 藪豆
野原に生える蔓豆(ツルマメ)に対して、林の縁などに生えることから藪豆です。
イメージ 2
◇科名:マメ科 ◇属名:ヤブマメ属(Amphicarpaea=ギリシャ語の「amphi(双方の)+carpos(果実)」から。2種類の果実があることから) ◇学名:Amphicarpaea bracteata subsp. edgeworthii var. japonica(種小名> bracteata=苞葉のある /亜種名>edgeworthii=19世紀のイギリスの植物学者「M. P. Edgeworth(エッジワース)の /変種名>japonica=日本の)
イメージ 3
茎には毛が密に生えています。葉は3出複葉と呼ばれる1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形で、互生につきます。葉には長い柄があります。小葉の形は幅の広い卵形で、両面に毛が生えています。
イメージ 4
葉の脇から柄のある花が花茎に均等につく総状花序を出し、青紫色をした蝶形の花をつけます。
イメージ 5
翼弁と竜骨弁は白っぽい。
イメージ 6
花の後にできる実は扁平な豆果で、地中には閉鎖花からできる球形の豆果が実を結びます。