チャバネアオカメムシ

何か昆虫がいないかなァ…と、捜していると…
チャバネアオカメムシ 茶翅青亀虫
その名のとおり翅の部分が茶色いカメムシ。その他の黄緑色が綺麗です。
目的の昆虫じゃないけど、他になにも見つからないンじゃあ仕方ない(*☻-☻*)。

カメムシ目 カメムシ亜目 カメムシ科 Plautia stali

体長10~12mmで、雑木林の周辺で見られ、サクラやクワの実の汁を吸う典型的な害虫です。夜、灯火にも良く飛んでくることもあります。
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コレは普通に公園の樹木ですが、カキ、ナシなどの果樹園の果実を食害するので嫌われものですね。
柑橘類やりんご、なし、柿など、ほとんどの果樹類を加害します。
まぁ深大寺のそばなので、近くには葡萄園や梨園やキウイ園があるし、柿の木もあちこちにあるけどね( ̄▽ ̄; )
春季から初夏にかけての若芽や花、つぼみ、幼果期と果実の肥大成長の終了した時期から収穫までの2つの時期が被害が大きいらしい。
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胸部と小盾板が光沢のある緑色で、小点刻が密に見られます。秋頃に全体が褐色したタイプもでてくるそうです。前翅(半翅鞘)が茶色で、名前の由来になっています。複眼は茶色から赤茶色をしています。
カメムシは幼虫と成虫が見た目に色などもかなり違う場合が多く、紛らわしいのですが、この『チャバネアオカメムシ』の幼虫は、全身が緑色で背中の中央部に黒班という姿です。何となく…判る部類ですかね~(笑)