セッコク

イメージ 4
杉の大木に着生しているセッコク。高尾山にはセッコクが多く生育する事で知られています。
今の時期はコレの観察目当ての方も多いと思いますが、開花期間は大体2週間くらいあって割りと長いのですが…コレがね~、毎年訪れていても…なかなかこのような盛期に出くわすのは難しいンですよね~。
まぁ、そうそう頻繁に訪れるには…オイラの体力では無理(笑)。

で…コチラはですね、土曜日に地元の神代植物公園に行って見てきたヤツです。
って…地元にあるンやったら、無理に高尾山まで出掛けンでもえぇんちゃうか??(爆)。
イメージ 5
コレは、野草園の入り口にある梅の木の上なンすが…コレ、気づかない人の方が多いンですよね。
知っていて見に来てる人は希です。高さはせいぜい2、5メートル~3メートルの間だと思うので、割とスグ近くで観察出来るのですけどね。
イメージ 6
萼片3枚と側花弁2枚はほぼ同じ長さ。
イメージ 7
葉のつけ根の部分には『葉鞘』という茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根があって茎を抱きます。

唇弁はやや短くて先が尖ります。

イメージ 1
セッコク 石斛
木や岩の隙間に根を空気中に出したまま張り出して成長する着生植物です。
イメージ 2
開花時期は5月から6月で茎先に1,2輪の花をつけます。
◇科名:ラン科 属名:セッコク属/デンドロビウム属(Dendrobium=「dendron=樹」+「 bios=着生」に由来 ◇学名:Dendrobium moniliforme(moniliforme=ネックレス状の)
花径は2、3センチで、花の色は白ないし淡い紅色です。
別名は『チョウセイラン(長生蘭)』
イメージ 3
草丈は5センチから25センチくらいになる多年草
葉は幅の広い披針形で、茎の上部につきます。

花の後にはさく果が出来ます。

※蕾のときに全草を乾燥させたものを生薬で石斛といって、健胃や、解熱、消炎や、強壮などの薬効があるとされます。
鉢植えなども売られているようです。