ジュラシックツリー/Wollemi Pine(ウォレマイ ・パイン)

世界最古の種子植物の一つです。
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通称が『ジュラシック・ツリー』と言いますが、この名前は日本でつけられた愛称で、本来は『Wollemi Pine(ウォレマイ ・パイン)』と呼ばれます。
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『ジュラシック ツリー(jurassic Tree)』は世界最古の種子植物とされるナンヨウスギ科(Araucariaceae)の針葉樹です。深緑色をした葉を持つ針葉樹で、幹は複数に分かれます。
1994年8月にオーストラリアのシドニーから西方に200km離れたウォレマイ国立公園内の渓谷で発見されました。約2億年前から生存していたと考えられていて、野生には約100本しか確認されていないそうです。
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この世紀の発見により、これまで最古とされてきた第三紀(約6000万年前~)のメタセコイアよりも、更に古く現存する最古の種子植物(2億万年前・1億5千万年前~)で希少種であるとされます。樹高が35~40mで、幹の直径は1~1.2m 現存する木の樹齢は500~1000年と言う事です。
学名:Wollemia nobilis(ウォレミア・ノビリス)*正式名称:Wollemi Pine(ウォレマイ・パイン)
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雌雄同株、木の枝葉が二列に並んで垂れ下がります。冬芽の先端がピンク色の樹脂で覆われ、幹の表面にある泡だったチョコレートのような樹皮が特徴です。
我が国には、2004年の【浜名湖花博】での重要な展示物の一つでした。'
花博の当時は、大きなケージですっぽり覆われていて、警備員が一人立ち番をしていたくらい(笑)。
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今はこの程度の小さな株ならば、普通に大きな植物園などにならば…あると思います。