ハナウド

今、あちこちで見かけます。
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花独活 ハナウド
和名の由来は、ウコギ科の独活(ウド)に似ていて花が大きく美しいことからきています。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、山野に生える大形多年草
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たくさんの柄に分かれ、その先に5枚の白い花びらをつけます。
《ウド 》 《シシウド》《ミヤマシシウド》 などと比べて、名前のように花に特徴があります。
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若い葉や茎は食べられるんですが、あまりおいしくはないらしい…です。
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茎は太く中空で、草丈は1メートルくらいになります。
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外側の花が大きく、内側の花が小さい。
それが20個から30個集まって傘形になります。
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一つ一つの花も大きく外側の花びらの先は2つに裂けます。
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◇科名:セリ科 属名:ハナウド属(Heracleum=ギリシャ神の「ヘラクレス=Hercules」から。最も薬効が高いとして名づけられたもの) ◇学名:Heracleum nipponicum(nipponicum=日本の)
葉は3枚から7枚の小葉からなっていて、左右に切れ込みがある三角形や、楕円形の葉が組み合わさり、互生につきます。
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近縁種の《大花独活》は、北海道から本州の近畿地方の、亜高山、高山ににかけて分布しています。