シライトソウ

たくさんの小さい白花を着けた花穂を『筆』の形にたとえた名前が付いています。
シライトソウ 白糸草
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ブラシのような白い花穂が特徴です。
涼しげな花ですよね。
◇科名:百合科 ◇属名:シライトソウ属(Chionographis/チノグラフィス=ギリシャ語の「chion=雪」+「graphe=筆」が語源 ◇学名:Chionographis japonica(japonica=日本の)
花びらは6枚です。って…判る?(笑)
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上方の4枚は線形で長さは7~12㎜、他の2枚は極めて小形か、消失しています。
その1つの組がブラシ状に多数ついてこの形を作っています。花は下から咲いていきます。
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このブラシ状の形態をした花穂の花は結構見かけますよね~(*☻-☻*)
『ヒトリシズカ②』 『ヒトリシズカ①』
『サラシナショウマ(晒菜升麻)/カライトソウ(唐糸草)』
『イヌショウマ』② 『イヌショウマ』①
『シモバシラ』
他にも幾つもこのブラシのような花穂をつける植物もありますが…
で……このシライトソウの葉っぱの形はこれなのですが…
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花じゃなくて似たような葉っぱを持つ植物がありますね。そう春先に咲く《ショウジョウバカマ》。⇒猩々袴にもシロバナがあります。