なんじゃもんじゃの木も開花し始めました

今年も、この木が白い花を咲かせ始めています。
『ハンカチノキ』とともに、この時期に花をつけるまさに名前も珍木の一つでしょうね。
『ハンカチノキ』とこの木は、二つともオイラが好きな花で、この時期はこの花を見るのが楽しみなんです。
まだまだ花弁がつき始めたばかりです。
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なんじゃもんじゃ ヒトツバタゴ
なんじゃもんじゃ』の標準和名は「ヒトツバタゴ:一葉(ひとつば)たご」といいます。
以前にも何度か記事にしてる→記事の一つ(名前の由来とかはコチラ)
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しかし以前に比べると「え…こんなところにも?」という感じで見かける機会が増えてきました。
これは多分…日本産以外のものも植えられるようになったからかもしれません。
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満開になると名前のとおり、木全体が雪が積もったように見えます。
日本産のヒトツバタゴは、花が枝の先端に咲いて、上を向きます。
アメリカのものは花が脇から咲いて、花びらも長く葉も大型です。
見かけた時にじっくりと観察していませんが、どれかはアメリカ産のもの?ではないかと思います。
また、韓国のものは、ナガバヒトツバタゴといい、済州島に僅かに自生しています。
名のとおり、日本のものより葉が長いのが特徴です。
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コレはもしかして…アメリカ産??
う~~ん、判りませんね。五時過ぎで慌てて撮したのですが…
と言っても……まだまだ花弁がつき始めたばかりなので……
まぁ三、四日もすれば一気に花らしくなってくるでしょう。
◇科名:◇科名:木犀科 ◇属名:ヒトツバタゴ属(Chionanthusチオノンタス=「xion=雪」+「anthus=花」。つまり「雪の花」。これのラテン語化したものが 「Chionunthus」) ◇学名:Chionunthus retusus(=「retusus」は、わずかに凹んだ、ややくぼみのある、という意味)