アカボシゴマダラ夏型

最近は春型の紋無し(…オイラは文無し(^_^))の個体ばかりに出会ってたのですが、久しぶりに本来の?赤い紋のある個体を撮ることが出来ましたよ。

イメージ 7

これが春型。

イメージ 8

ア、ようするにスマホ📱撮影だからね~(f; ̄▽ ̄)

イメージ 1

==《アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑蝶)》==
普通のナミアゲハのように、忙しく飛び回るのではなくフワフワゆったりと飛ぶのが特徴です。

イメージ 2

止まっているときにはこのように、盛んに羽を開閉するのが特徴です。

イメージ 9

【アカボシゴマダラ(Hestina assimilis)】あらゆるチョウの中で、最も古く命名された種類のひとつと言われています。命名したのはあのリンネですよ。
これは翅の形からメスだろうな?と思ってたら…

イメージ 4

産卵か?!
東アジアで広域分布する種ですが、日本では本来、奄美大島でのみ生息していました。
名前が示す通り、後翅の外縁に鮮やかな赤い斑紋が出現することで『ゴマダラチョウ』とは区別されます。止まっているときに盛んに羽を開閉するのが特徴です。
かなりゆるやかな飛翔で、『タテハチョウ』の仲間としては珍しいです。

イメージ 5

やはり、産卵でしたね~( ̄▽ ̄)卵があります。
さて、この蝶は奄美大島でしか見られなかったと先に記しましたが、関東地方南部では突然、2000年頃から見られるようになった個体です。オイラが見かけるようになったのは10年くらい前から。
東京近郊で現れ出したのは、多分奄美群島亜種由来ではなく、明らかに人為的に放たれた大陸産の名義タイプ亜種が、定着した可能性が指摘されているそうです。
ところで蝶の数え方ですが、この数え方は明治初期に海外から日本に入ってきたといわれています。英語での数え方は「one head… two heads」と数えます。これが由来したものといわれています。
これは動物園や標本カタログなどに利用されていた助数詞をそのまま利用したというものです。
そのほかにも説があって、標本で頭部の無いものは欠陥品であるため、頭の数を数えるようになったからとか、東南アジアで大型の蝶を大型動物と同様に「頭」で数え始めたなどの説もあります。

イメージ 6

コチラは別の場所で、、、、、吸水中

イメージ 3

この黄色い口吻が特徴の一つ。