ピンクのアナベル

紫陽花が各地で満開の時期を迎えましたね。近所のお家の庭にもいろんな紫陽花の花を見ることが出来ます。
さて、紫陽花の品種で近年人気なのが、アメリカで作出された《アナベル》という品種ですよね。花は、装飾花がぎゅぎゅっと集まって咲く【てまり咲き】のタイプです。
==《アナベル(Annabelle)》==

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基本種は西洋紫陽花(セイヨウアジサイ)ないしアメリカ糊の木(アメリカノリノキ)で、その園芸品種です。樹高は90センチから150センチくらいで、開花時期は6月から7月。蕾の色は緑色で、花序は大きな手毬形になります。

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花の色は緑がかった白から真っ白へと次第に変化します。

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花言葉は「ひたむきな愛」。
◇学名:Hydrangea arborescens 'Annabelle'
属名のHydrangeaギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からで、コレは花が終わった後に出来る、さく果の形からから名づけられたもの。 arborescens は「小高木の」という意味で、品種名の Annabelle は「愛らしい」という意味で、女性名に用いられます。
で…近年白い花だけではなく、ピンク色の品種も見かけます。
多分…一般的には「ピンクのアナベル」というラベルがついたものが流通しているンだと思いますが…。

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コチラは先日行ってきた高幡不動尊にありました。

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このピンクのアナベルは、花色は薄いピンク。

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花房は大きくなれば直径30cmほどにもなります。
このピンクのアナベルより流通量は少ないですが、《ピンクアナベル ベラアナ》という品種もありますネ。
違いは、花の色と花房の大きさです。
《ベラアナ》の方は、花色がとても濃いピンクで、花房は大きくなっても直径が25cmほどと、一般に流通してるピンクのアナベルより小さいです。
どちらの品種も、装飾花1つ1つは意外と小さいですよね。