山茶花 十輪目『光源氏』

十輪目は山茶花の花では定番の『光源氏
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==【光源氏(ひかるげんじ)】==
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白地に紅ぼかしの一重で中輪です。花期は、11-12月で、熊本(肥後)産。

☆実はややこしい事に、椿にも同じ名前の花があります。☆
椿の『光源氏』は、淡桃地に縦絞りと白覆輪が入る牡丹咲きの大輪です。花期は3~4月。
多くの白覆輪品種中、最も華麗なもののひとつですね。
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◇Camellia japonica 'Hikarugenji'
牡丹咲きという咲き方で、内側の花びらは小さめで 強く波打っていますので 牡丹のように見えます。
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横から見るとバラのようにも見えますね。

*源氏と名のある花は、本来、白覆輪を指したもので、源氏の白旗を白端にかけたものといわれています。
ですが…この名前からは源氏物語の主人公・光源氏を連想する人の方が多いでしょう。
因みに、枝変りの紅花は「紅牡丹(こうぼたん)」と言う品種名で、先祖がえりした白地の縦絞りの花を「源氏絞」というのですが、どちらも市場へはほとんど出まさん。
椿の説明はコチラ→http://blogs.yahoo.co.jp/chameleon_arms/54818950.html