センキュウ

センキュウと言っても、thank youじゃない。植物の名前でございます(=^x^=)

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==《川弓(センキュウ)》==
*「弓」の字の正字にはクサカンムリがつきます。
原産地は中国の北部で、日本では江戸時代に薬草として栽培されるようになりました。

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草丈は30センチから60センチくらいの多年草で、葉は羽状複葉で互生。
小葉の形は披針形で深く裂けて、縁には細かな鋸歯があります。

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開花時期は9月から10月くらいで、茎先に複数の散形花序を出して、白い小さな花をたくさんつけます。
全草に特有の香りがあって、根茎を乾燥させたものには鎮痛、鎮静、強壮作用などがあります。

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《◇科名:セリ科 ◇属名:マルバトウキ属(Ligusticum=ラテン語の「Liguria=古代イタリアのリグリア地方」から。ここでウドの栽培が行われていたことから ◇学名:Ligusticum wallichii weyrichii は植物採集家「ウェイリッチ-Weyrichの」)》
花の後に、複数の子房からできた分果ができます。(*コチラは2つのブロックです。)