トネアザミ

【ナンブアザミ(南部薊)】の変種で『トネアザミ』だと…思います。
イメージ 1

【南部薊】は形態の変異が非常に大きく、かなり見分けにくい草本。葉の形がかなり変わってたりするンですよね。
間違ってたらゴメンナサイ。
イメージ 2

【トネアザミ/利根薊】
8月から10月にかけて、くすんだ淡紅紫色の花を咲かせます。秋に咲くアザミの一つで、【ナンブアザミ 】の変種です。
葉が細く、トゲが太く長い。また花の基部の総包の刺も太く長い。本州、中部地方以北に分布しています。山地や草原に生え、高さは1~2メートルになります。
イメージ 3

外片と中片は披針形で反り返るかまたは開出します。総苞片は粘着しません。
"別名は【タイアザミ】。タイは国名のタイではなくて、大きいという意味のタイ。"
【トネアザミ(利根薊)】は地名に関係がある。
葉や頭花の総苞片のとげが太くて長く、花柄が短いのが特徴です。
山野の林縁で良く見られます。同じ秋に咲くアザミ、ノハラアザミとの違いは萼の所の刺がノアハラザミは小さくタイアザミは横に張り出し手で触れるとチクチク痛い。
イメージ 4

根生葉は花期にはなく、茎葉は披針状楕円形で全縁または羽状に中裂します。
茎葉は披針状楕円形で長さ20~30cm、先端は尖り全円または欠刻状の歯牙があるか、ときに羽状中裂するものもあり変異が多いのが特徴です。
イメージ 5

《◇科名:キク科 ◇属名:アザミ属(Cirsium=ギリシャでの古名 cirsion から。静脈腫(cirsos)に対して Carduus pycnocephalus が優れた薬効を持ったためその名となり、後にアザミに概形が似るために転用されたもの ◇学名:Cirsium nipponicum var. incomptum》
タイアザミの種も、タンポポと同じように種で、風によって飛ばされていきます。