モクゲンジ

足下に黄色い花弁が落ちていたので気付きました。見上げたら…
【モクゲンジ木欒子】

【フクロミモクゲンジ 】と言う品種もあるのですが、同じ中国原産。コチラは、本来関西～九州の日本海側に自生する品種です。

別名は【センダンバノボダイジュ】で、これは【センダン】の葉に似、 うなぎインドボダイジュ】 の実に似ることから。【フクロミモクゲンジ】と違い、葉に鋸歯があります。

《◇科名：ムクロジ科 学名：Koelreuteria paniculata 》
モクゲンジ（木欒子）は中国名で、日本語読みではモクロジ、あるいはムクロジと読みます。
ムクロジ と同じく袋の中に硬い黒い実を付けます。仲間のフクロミモクゲンジ の実と同じ形です。

長野県茅野市の長円寺境内には、樹齢２００年といわれるモクゲンジの巨木があって、市の天然記念に指定されており、ここではセンダンバノボダイジュの名が使われています。