ヒレハリソウ


散策路脇の畑に植えられていました。

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細かいネットで囲われていましたが…スマホのカメラならば、レンズ径が小さいので、ネットの穴からでも撮せるよン( ̄▽ ̄)
うす紫色の花がいくつも垂れ下がるようについてドンドン大きくなります。
ン~しかし、花はかわいいと思いますが…成長すると大きすぎるし、いかんせん葉っぱがぶ厚いうえに、粗毛が密生するので見た目に損をする花(笑)。
多量のミネラルとビタミンB12他を含んでいて、古くから薬草として栽培されていました。

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ヒレハリソウ(鰭玻璃草)
西アジアからヨーロッパにかけて生息しており、原産地をユーカサス地方としています。
和名ではヒレハリリウと呼ばれていますが、コンフリーと言う名前ならば知っている方もいるでしょう
和名の「ひれはりそう」は、茎にひれがあることから。 

◇科名:紫科 ◇属名:ヒレハリソウ属(Symphytum=シンフィツム。ギリシャ語の「symphyton=癒合す」が語源。切り傷の薬として薬効があることから  ◇学名:Symphytum peregrinum(peregrinum=外来の、外国種の)
高さは50cm~80cmになります。茎には4条程度のひれと細毛があります。

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日本へは当初、牧草として明治時代以降に伝わったとされていて、その後栽培も一般に広がっていきました。
沢山の花序を作り、先が枝垂れさがります。昔から牧草としても用いられていますが、薬としても利用され、若葉は食べられます

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 若葉の頃に天ぷらなどにすると美味しいそうですが、オイラはどうもこの見た目には…食べたいとは思いませんね~( ̄◇ ̄;)

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しかも、、、、、2004年に厚生労働省から『シンフィツム(いわゆるコンフリー)及びこれを含む食品の取扱いについて」なる記事が出てていました。
一般消費者に対し求める事項は【販売されたコンフリー及びこれを含む食品の摂取を控えること】【自生し、又は自家栽培したコンフリーについても、その摂取を控えること】という内容です。
詳しくは→[http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-symphytum-hyouka.pdf 資料]
※有効成分ではアラントインなどがあり、これは、組織細胞の修復作用や肉芽形成の働きがあるとされています。また、ピロリジジンアルカロイドであるエチミジンといった成分も含有しているため、肝臓へ悪影響を与える可能性もあります。国によっては、使用法など規制もあります。ドイツなどでは、コンフリーの使用をを外用に限定して認めるに至っています。

薬用としては、主にパップ剤といった外用。捻挫や打撲、関節炎及び、静脈瘤からくる下腿潰瘍などの症状に用いられてきました。利用部位は根及び葉です。


スマホからの投稿だよん。