鼠黐

以前に別ブログで記事アップした記憶があるのですが、検索しても記事が見つかりません。
またヤフブロの不具合かなぁ…?
取り敢えず,,,,改めて記事アップします。
常緑低木で、樹高は2メートルから5メートルくらいで、庭木や大きな建物の垣根(植え込み)などに使われていますね。
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ネズミモチ 鼠黐
和名の由来は、葉が『黐の木(モチノキ)』に似ていて、小さな黒い実が「鼠の糞」に似ているというもの(笑)。この実の画像も以前記事アップした記憶があるンですがね~??
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本州の中部地方から沖縄にかけて分布し、低地や丘陵地の林の中などに生えます。
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◇科名:モクセイ科 ◇属名:イボタノキ属(Ligustrum=ラテン語の「ligare=縛る」に由来。この属のある植物の枝で物を縛ったことから ◇学名:Ligustrum japonicum(japonicum=日本の)
葉は楕円形で、対生につき、葉の質は厚く、鋸歯はありません。
開花時期は6月から7月で、枝先に円錐花序を出して、白い小さな花をたくさんつけます。
イイ香りがします。
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花冠は長さ5ミリくらいの筒状で、先は4つに裂け雄蘂は2本。
花の後にできる実は楕円形の液果で、秋には黒紫色に熟します。

で…コレによく似ている『トウネズミモチ』と言うのがあります。違いは木も葉っぱも大きめで、葉脈がしっかりと見えること。公園や路側帯などによく植えられているので見かけることが多いと思います。
コチラも香りが強いです。違いが分かるように画像を出そうと思ったのですが…
あいにく画像がカメラの中に見つからないので...改めて撮ってきます(笑)。

一応…この属名になっている『イボタノキ』です。
高速道や、幹線道路の植え込みに使われる上記の『鼠黐』『唐鼠黐』に似ていますよね。
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水蝋の木 イボタノキ
日本各地の山野に自生しています。
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花や果実はネズミモチみたいですが…但し葉が落葉するので、随分とネズミモチとは異なる印象があります。
◇科名:木犀科 ◇属名:イボタノキ属(Ligustrum=リガストラム。ラテン語の「ligare=縛る」が語源。 この植物の枝で物をしばったことに由来 ◇学名:Ligustrum obtusifolium(obtusifolium=先が鈍形の葉を持った)
葉は対生でつき長さは2-5cm。7-9mmの白の小花を密につけます。花冠は筒状で先が4裂しています。
雄蘂は2本で、雌蘂は1本。
小さな花ですが少しギンモクセイに似た芳香があります。『疣取木』とも書きます。
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樹皮上に『イボタロウムシ』というのが寄生します。コレもこの木の名前の由来と言われています。
この虫の分泌するいぼた蝋は、蝋燭の原料や日本刀の手入れに用いられます。
材はきめが細かく楊枝などを作るのに利用されることもあります。
https://other-blogs.c.yimg.jp/res/blog-9b-4b/chameleon_arms/folder/1281489/06/50576206/img_2?1369056713.jpg
ライラックを栽培する場合に台木として用いられることもあります。