キクムグラ

ムグラの仲間は良く似たものが多く種類を見分けるのは難しいのですが、、、、

菊葎	キクムグラ

このキクムグラは先が丸い４枚～６枚の葉を付けるのが特徴です。

「キク」は見た感じが菊を思わせることから。

「ムグラ」には草むらや藪の意味があります。つるが蔓延り、藪になる草の意味。

高さは20～50cm程度ですが、とにかく花が小さいので普通に覗き込んでも花がハッキリ見えない。

ホントにちっちゃいです。つまようじの頭くらい。

◇科名：アカネ科 ◇属名：ヤエムグラ属(Ｇalium＝カワラマツバのギリシャ古名galionに由来) ◇学名：Ｇalium kikumugura

目を凝らすと、白い花の裏から緑の小さな苞が覗いているのが判ります。

『クルマムグラ』ですと、葉が６枚以上で先が尖ります。また、『エゾノヨツバムグラ』や『ヨツバムグラ』だと、名前のように葉が４枚です。