ウシハコベ

北海道~九州のいたるところに生えますが、同じ仲間との違いが分かるかな?。

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【ウシハコベ
茎はよく分枝して、上部は立ち上がって高さ50cmくらいまで伸びます。
上部には軟らかいちじれた毛と腺毛があります。葉っぱは卵形で先が尖り、下部の葉は小さく、長めの柄がありますが、上部のものは大きく無柄で、長さは2.5~8cm。 花は年中咲きますが、4~6月に多いです。葉腋からでる花柄にも、また集散花序にも花がつきます。

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花柄は7~18mm、後に下向きになります。
萼片は5で、狭卵形の鋭頭て長軟毛と腺毛があります。花弁も5枚で萼片と同長。
そうです、10枚じゃあないですね、2深裂してるんですよ。

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雄蕊が10、花柱が5。よく似た【コハコベ】【ミドリハコベ】だと花柱が3個なのですが、コレは覗き込まなきゃ分からないですね。

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【コハコベ】は多分、道端やアチコチの空き地に一番蔓延って見かけると思います。【ミドリハコベ】が、本来【ハコベ】と呼ばれている種で、茎が緑色。【コハコベ】は赤っぽい茎の色ですよ。
ハコベの名前は、まさに蔓延って伸びるからついた名前。
果実は5裂して、更に2裂します。長さは、萼と同じ。
◇科名:ナデシコ科 ◇属名:ハコベ属 ◇学名:Stellaria aquatica