またまた…桜の記事に逆戻り(笑)。
もともと京都青蓮院の門前にあったとされるもので、
親鸞が馬をつないだといった故事からこの名がついたと言われています。
白色大輪一重の桜では最大級の桜です。
大きな花弁の花が満開になると花同士が折り重なるようになって見事です。
萼筒は鐘形で、萼片は舟底形もしくは披針形。鋸歯があります。
Cerasus serrulata ‘Komatsunagi’
花期は4月中旬。
花弁にはうねるようなしわが見られます。
実はこの桜、イギリスから帰ってきた『太白(タイハク)』と同一品種と考えられてます。
一応…『太白』の画像を…
この桜の最大の特徴は上に記しましたが、日本では絶滅された品種とされていて、現在各地にあるものは、なんとイギリスから逆輸入された品種です。
英国の桜研究家である「ingram氏」の庭園で栽培されていたものが元になっています。
今では全国に広がっています。花茎は桜の中では最大級のものです。
Cerasus serrulata ‘Taihaku’
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因みに名前の
| 「太白」
| というのは
| 「大きな杯」
| のことです。
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