ヒサカキ

白い目立たない花が…
イメージ 1
「あ…ヒサカキだ」 神社などで植えられることが多い樹木に『シキミ』や『オガタマノキ』がありますが、この『ヒサカキ』も神社などでよく見られる花木です。
ヒサカキ 姫榊
神事でおなじみの『榊(サカキ)』の小型種なので『ヒサカキ(姫榊)』。
普通は樹高が4~7m程度になります。
白い小さな目立たない花を枝に沿って咲かせます。
イメージ 2
◇科名:椿科 ◇属名:ヒサカキ属( Eurya=ギリシャ語の「eurys=広い、大きい」が語源 ◇学名:Eurya japonica(japonica=日本の)
葉は厚みがある革質で、やや倒卵状楕円形。丸い鋸歯があります。
イメージ 3
表面にはつやがあって、葉の先端は、ほんの少し「くぼみ」があることが多いようです。
開花時期は今頃から4月の中頃。ちょっときつめの匂いがあります。
イメージ 4
別名は『ビシャコ』『ヘンダラ』。
墓・仏壇へのお供えや、玉串などとして宗教的な利用が多い木です。これは本来は『榊(サカキ)』を使っていたものの代替。
秋になると黒い実を付けます。小鳥が好んで食べるようですが…。

よく似ている『浜ヒサカキ』と言うのもあります。
コチラが以前記事アップしたハマヒサカキ
https://other-blogs.c.yimg.jp/res/blog-9b-4b/chameleon_arms/folder/1281489/21/52388121/img_1?1324780657.jpg
葉っぱが外側に反り返ります。