梅『世界の図』

梅の庭園として知られている水戸の『偕楽園』では花の形、香り、色などが優れている6品種、『江南所無』・『白難波』・『月影』・『虎の尾』・『柳川枝垂』・『烈公梅』を「水戸の6名木」と呼んでいます。'
『白難波』と『月影』は以前記事アップしてますが、その他は東京では観ていないかなぁ?
梅が日本に渡来したのは西暦700年頃です。遣唐使や修行僧によりもたらされたものと考えられています。

以前にも細かく説明しましたが、大きく分けると、花を見るために育成・選抜されてきた品種を『花梅』、果実を食用とするための品種を『実梅』に分けられます。
さて今回は…
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セカイノズ 世界の図
<野梅系> 野梅性>
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雄蘂の数が多いので綺麗な花です。
学名:Prunus mume ”Sekainozu”
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改めて説明しておきますが…梅の学名は『Prunus Mume』で、これは日本の呼び名の「ムメ(ウメ)」をとってプルーヌス・ムメ。命名したのはあの『フィリップ・フォン・シーボルト』と『ヨセフ・ツッカリーニ』が、有名な『日本植物誌』の中で、原産は中国なのですが…ウメは日本に原生している花木であると思い、世界に紹介したとなっています。