梅 『白加賀』
雨の中、神代植物公園の梅林を廻ってきましたが、殆ど開花していない。
ん~~早咲きの品種も咲いてないか~??
どうやら、調布や府中の地域は、東京23区内…と言うか、東京から東の地域、千葉とか茨城、あるいは神奈川県の南部地区に比べて開花は遅めのようですね~。
それでもコレが開花し始めていました。
シラカガ 白加賀
加賀と言っても、神奈川県の旧白加賀村で発見されたものです。
この梅は、本来観賞用の花梅ではなくて、実を取る実梅なのですが、綺麗な花です。
普通、関東地区で梅林に行けば、何処の梅林でも見かけると思います。
関東地方を中心に、梅干用や梅酒用として栽培されてきたのですが、花も見応えがあるので、観賞用にもされています。
野梅系・野梅性の白い一重咲きの中輪。花径は20ミリから25ミリで、江戸時代から「加賀白梅」と呼ばれて親しまれてきました。
花の後にできる実は核果。南高梅と並んで、実梅の代表品種。
白加賀は花粉がないのが特徴で、実を付ける為には他にもう一種花粉の多い受粉樹が必要です。受粉樹には花粉の多い『南高』や『鶯宿』などが使われます。