梅 六十四輪目『思いのまま』

『梅』は桜と同様に、とても品種が多く、中国からの渡来種のほか、日本では江戸時代にたくさんの品種の育成・改良が行われました。現在では300種以上あると言われています。
まぁ、この書庫と、もう一つのブログの同じ名前の書庫に、今年の梅の花の記事をアップして、終わりがまだ見えない、、、、、:(;゙゚'ω゚'):と言ったところで、現在これで六十四輪目ですから、せいぜい五分の一なワケです。
今回はオイラの大好きな品種。

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==《思いのまま》== 
開花時期は2月下旬~3月中旬です。

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白紅に咲き分け、絞りともによく出るのが特徴で、その変化を制御しにくいところから命名されました。

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華やかな印象がありますので、何処の梅林でも人気の高い花の一つだと思います。

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何度か説明してますが、梅は大きく園芸学的に分類すると、花の観賞を目的とする『花梅(はなうめ)』と、実の採取を目的とする『実梅(みうめ)』に分けられるのですが、オイラのblogでは当然…というかこの書庫なので『花梅』を紹介しています。
『花梅』は3系9性に分類されています。
野梅から変化した原種に近い梅で、中国から渡来した梅の子孫と言われるのが『野梅(やばい)系』です。枝は細くて、花も葉も比較的小さいのですが、とてもよい香りがします。
梅と杏(アンズ)との雑種が『豊後(ぶんご)系』です。葉が大きくて、育ちの良いものが多いのが特徴。アンズに近く花は桃色のものが多い。
もう一つが『緋梅(ひばい)系』です。野梅系から変化したもので、枝や幹の内部が紅く、花は紅色や緋色のものがほとんどです。
葉は小さくて、性質は野梅性に近く、庭木や盆栽に使われるものが多いです。また花が白くても枝の髄が紅いものは緋梅系に入ります。