コオニヤンマ

デジカメの画像整理をしていたら…コレを忘れてた~。
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コオニヤンマ 小鬼蜻蜓
今年出会えた、トンボでシオカラトンボ以外の(笑)…数少ないトンボの一つ。
サナエトンボの仲間ではコレだけです。
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多摩ニュータウンの『長池公園』には何度か廻ったのですが、今年はカミキリもミドリシジミもカブトムシもマッタク出会えず、この日も田圃の所はシオカラトンボさえ…数匹が飛んでるだけ、と言う寂しい状況。
折角ここまで来て何にもいないままじゃあ....とガッカリしてた時に目の前の鉄柵に。
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そぉ~~と回り込んで近づいて。

トンボ目(蜻蛉目)Odonata 不均翅亜目(トンボ亜目)Anisoptera サナエトンボ科(Gomphinae) コオニヤンマ属(Sieboldius) 学名 Sieboldius albardae

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「ヤンマ」と名がつきますが、分類上はヤンマ科でもオニヤンマ科でもないです。
オニヤンマだとこの鉄柵のパイプの下側にぶら下がるように止まります。
このコオニヤンマはサナエトンボの一種なのでパイプの上に水平に止まってます。
シマシマの本数が、オニヤンマは体色は本来は黒。胸の前に「ハ」の字模様、胸の側面に2本の斜め帯、腹の節ごとに1本の細い横縞まと、体の各所に黄色の模様が入ります。腹の黄色の模様が7本なのでこの「コオニヤンマ」より一本多い訳です。
腹の節の先が、『ミルンヤンマ』だと、第10節が全体が黄色いです。オニヤンマとコオニヤンマの場合は黒。因みに…『ミルンヤンマ』は日本固有種ですが、外国の人の名が付けられています。明治9年に日本に招待され、地質学を教え地震学の基礎をつくった、イギリス人の『ジョン・ミルン』氏に由来して付けられたものです。