シラホシハナムグリ?シロテンハナムグリ?

東京港野鳥公園では、オイラの場合、野鳥観察よりも、殆どが昆虫観察になっちゃってます。
別にそのつもりはないのですが…ぶっちゃけ野鳥に出会えないのです(爆)。
そりゃあ、汐入の池とかでは鵜とか鷺とか鴫とかは見られますが、全然珍しくもない、ワケで…(笑)。
オイラが出会いたいのは、オオタカなどの猛禽類とか、季節の小鳥なのです。
まぁ…ね、条件的に、と言うか、オイラが観察する時間帯も短すぎる?のも原因かもしれませんケドね。
と言う事で(笑…何がだよ..)、野鳥公園へ行くと、夏はもっぱら昆虫探しです。
『コジャノメ』『サトキマダラヒカゲ』『アカボシゴマダラ』などのタテハチョウ類や、『クマゼミ』『ミンミンゼミ』『ニイニイゼミ(コレはとにかく多い)』、『シオカラトンボ』『マユタテアカネ』などは普通に見られます。
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去年は見かけなかった『カナブン』見かけますが…
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去年までと違って、今年はとにかくハナムグリが多い。大量発生ですね。
リュウキュウツヤハナムグリ』の発生率が凄いです。勢力拡大中。
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押し合っていますが…体格が違うんだから一方的です。
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ここで気になるのはシロテンハナムグリ『シラホシハナムグリの見分け方です。
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見た目がそっくりなのでワカラン。
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コヤツはドッチなんだ?ネットの図鑑を見ると…コレはよく知られてる見分け方なのですが…
シロテンとシラホシの違いは「頭楯が凹むかどうか」「翅端の尖り具合」などが書かれています。
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ですが…、コレだけだと、実際に両方見比べて見ない事には分からんやろ~!というのが正直な所ですよね。
エ~~~、頭楯と言うのはですね、
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この部分ですね。
頭楯はマルの部分で、シロテンが凹んでいるのに対し、シラホシはほとんど凹みません。
…って、コレでは撮した角度が悪くて、何が何だかワカランと思いますので...._| ̄|○
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甲虫類の、この部分です。この部分で先っちょが凹んでるか凹んでないかで確認します。
…が、これもシロテンしか見たことがないと、ちょっと凹みの浅いシロテンを見ると「もしやシラホシでは…?」と迷ってしまったりするんですよね~。
じゃあ、他の相違点は?と言う事で、次に脚ですが、シラホシハナムグリはかなり脚が短く(笑)、特に前脚フ節(赤マル)の部分が短いのです。
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ここはシロテンを見慣れているとシラホシはかなり短足でずんぐりむっくりに見えます。
そして、シラホシは赤色ラインのエッジがかなりハッキリ立ちます。
またシラホシは、鞘翅(上バネ)の小楯板付近(青マル部分)は点刻と呼ばれる、小さなポツポツが薄く表面がツヤツヤしているのに、鞘翅の後半部の部分(緑丸)は点刻がハッキリしていて、質感にかなり差があります。
これがシロテンハナムグリだと、どちらかといえば全体に点刻があって、鞘翅の付け根と先の方であまり差がありません。
と言う事で…コレは『シラホシハナムグリ』ですね。