ハクウンボク(実)

春にハナミズキが咲いた後に、白い花を咲かせていたのがこの木です。遅ればせながら実が付いていたので…
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ハクウンボク白雲木
コレが花の頃。 白い小さな花がよく目立ちます。
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白い花が満開に咲くと白雲のように見えることから白雲木
花冠は5深裂。雄しべは10本あります。
別名が『大葉萵苣(おおばぢしゃ)』で、学名の「obassia」はこれからつけられたもの。
◇科名:エゴノキ科 ◇属名:エゴノキ属(Styrax=スティラックス。storax(安息香)を産出する樹木の古代ギリシャ名から ◇学名:Styrax obassia(obassia=オオバヂシャ>日本名)
エゴノキによく似た花ですが、白雲木エゴノキに比べると葉っぱがかなり大きいです。
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エゴノキの花は一つずつ咲くのに対して、ハクウンボクは20個ぐらいの花が房になってつきます。
エゴノキよりも葉が大きいのですが、枝の茂りは少ないです。
エゴノキの別名はチシャノキと言います。それに対してハクウンボクの別名は学名にもなっているオオバヂシャ。萵苣の木より葉が大きいので大葉萵苣。
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ハクウンボクの特徴は、円形の葉とその葉柄。来年の芽(冬芽)が、葉柄の中に納まっているんです。
これを『葉柄内芽』と言います。
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樹皮は薄くはがれ落ちます。器具材に使われることがあります。
夏から秋にかけて大きめの実がなります。

因みに…
コチラが エゴノキ
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エゴノキの葉は、指くらいの大きさです。
◇科名:エゴノキ科 ◇属名:エゴノキ属(上記参照) ◇学名:Styrax japonica(japonica=日本の)