夏バテには、ウナギを食べて…
ところで…ウナギの食べ合わせ…と言う事で以前記事にしたのですが.... |
しかし…過去の記事内でも説明しましたが、医学的にはそんな事はマッタク無く、それよりも、梅干は胃酸を濃くして、うなぎの油分の消化を助けるので好ましい…くらいなのです。つまり、食べ合わせの言い伝えには、根拠なしなのですね。
では、何故このような言い伝えがあるのでしょうか?
まず一つは…ぜいたくの戒め説ですね。コレは何故かというと、梅干は胃酸を分泌させ、食欲を増進させます。そのため、高価な「うなぎ」をたくさん食べることになる。…イヤ、そんな事は無いと思いますが(爆)。 |
二つ目が過食の戒め説と言うヤツで、うなぎも梅干も、食がすすむ食材で、脂っこいうなぎも、梅干を食べながらだと、口の中がスッキリして、つい食べ過ぎてしまうので、 食べ過ぎを防ぐ意味で、言われた?というもの。 |
で…三つ目が栄養の消失説というものです。梅干には、脂っこい食物をサッパリさせる性質があるので、体内でうなぎの栄養分が消されてしまうのでは…と心配したため…らしい。 |
もう一つが…食中毒の予防説です。 |
では別の食べ合わせはも以前の記事を見て...そのままコピーして(笑)。だって自分の記事だもん。
「ウナギ + 西瓜」と同様の組み合わせがコチラですね。理由も同じ。
まず、大根には、豊富なビタミンCが含まれているのですが、人参に含まれるアスコルビナーゼには、ビタミンCを壊す作用があるのです。
※ アスコルビナーゼ>ビタミンCを含む野菜や果物と一緒に食べたり、ジューサーにかけると、ビタミンCを破壊してしまいます。しかし、アスコルビナーゼは熱や酸に弱い性質があるので、加熱調理をしたり、酢などの酸味のあるものをかけて食べるようにすると酵素の働きを抑えることができます。
※トマトに含まれるビタミンCはがん、脳卒中、心臓疾患などを阻止してくれますが、きゅうりに含まれるアスコルビナーゼにはビタミンCを壊す作用がある。また、共に体を冷やす作用がある。
「ウナギ + 西瓜」と同様の組み合わせがコチラですね。理由も同じ。
【てんぷら天麩羅 tempra】+ 【すいか西瓜watermelon】
さて、意外なのがコチラです。共にサラダの材料です。【だいこん大根japanese radish】 +【 にんじん人参carrot】
【とまと蕃茄tomato】 + 【きゅうり胡瓜cucumber】
普通にサラダとして組み合わされてますよね。何処がイケナイ組み合わせなのか?というと…まず、大根には、豊富なビタミンCが含まれているのですが、人参に含まれるアスコルビナーゼには、ビタミンCを壊す作用があるのです。
※ アスコルビナーゼ>ビタミンCを含む野菜や果物と一緒に食べたり、ジューサーにかけると、ビタミンCを破壊してしまいます。しかし、アスコルビナーゼは熱や酸に弱い性質があるので、加熱調理をしたり、酢などの酸味のあるものをかけて食べるようにすると酵素の働きを抑えることができます。
※トマトに含まれるビタミンCはがん、脳卒中、心臓疾患などを阻止してくれますが、きゅうりに含まれるアスコルビナーゼにはビタミンCを壊す作用がある。また、共に体を冷やす作用がある。
そして、次にオイラがここの所お蕎麦屋さんの記事で頻繁に出している組み合わせ。
そのため、冷え性の人は下痢をしたり手足が震える(冷える)ことになる、と言うのが理由。
加熱すればその作用は緩和されるため、温かい汁蕎麦なら無難と言う事ですが、同時に体を温める効果のある葱や七味を上乗せすれば、なおgood(笑)。まぁオイラは冷え性ではないので、食べちゃいますがね。
そしてこの組み合わせ…【酒sake】 + 【からし辛子、芥子mustard】です。
酒と同様に、辛子などの辛いものも血行を促すため、かゆみが出てしまう可能性があるということですね。蕁麻疹(じんましん)や湿疹が出やすい人は、注意喚起しましょう。
高血圧、糖尿病、高コレステロールなどの生活習慣病も助長します。おでんとかシューマイは辛子抜き?
で…対策としては、「きゅうり」とか「トマト」とか「セロリ」などの、体を冷ます作用のある食べ物を一緒に摂ればOK?
【茄子の漬物pickled eggplant】 + 【そば蕎麦soba】
茄子の漬物は体を冷まし、蕎麦には胃を冷やす作用があります。そのため、冷え性の人は下痢をしたり手足が震える(冷える)ことになる、と言うのが理由。
加熱すればその作用は緩和されるため、温かい汁蕎麦なら無難と言う事ですが、同時に体を温める効果のある葱や七味を上乗せすれば、なおgood(笑)。まぁオイラは冷え性ではないので、食べちゃいますがね。
そしてこの組み合わせ…【酒sake】 + 【からし辛子、芥子mustard】です。
酒と同様に、辛子などの辛いものも血行を促すため、かゆみが出てしまう可能性があるということですね。蕁麻疹(じんましん)や湿疹が出やすい人は、注意喚起しましょう。
高血圧、糖尿病、高コレステロールなどの生活習慣病も助長します。おでんとかシューマイは辛子抜き?
で…対策としては、「きゅうり」とか「トマト」とか「セロリ」などの、体を冷ます作用のある食べ物を一緒に摂ればOK?
なまたまご【生卵raw egg】 + ところてん【心太gelidium jelly】
消化が悪いもの同士の組み合わせ。共に消化に時間がかかるため、胃腸に負担がかかる。かに【蟹club】 + かき【柿persimmon】
蟹はビタミンB1・B2が多く、栄養の代謝を良くするといった一面を持ちますが。。傷みやすいといった面も持っています。傷みやすい蟹と、消化の悪い柿の組み合わせと言うのが理由です。蟹も柿も体を冷やすため、一緒に食べると…なんですね。冷え性の人は症状が重くなるので、注意喚起。またこの組み合わせは、山の幸と海の幸の組み合わせでもありますね。現代では流通面は問題ないですが、昔は両方を一緒に食べようとすると、食材を調達するまでに時間をかなり要したわけです。どちらかが傷んでしまうことがあったため、食中毒になったという戒めなのです。
わかめ【若布seaweed】 + ねぎ【葱leek】
韓国ではbadな食い合わせとして知られているらしいです。これは、若布に含まれるカルシウムの吸収を葱に含まれるリンが阻害してしまうため尾言うわけです。もっとも、一緒に食べたからといって深刻な問題があるわけではありません。ですが、効率の良い栄養吸収を考えるのであれば葱は控えた方がよいというわけ。
※ リン>体内のミネラルの中でカルシウムの次に多い栄養素です。大人の体にはおよそ700gのリンが含まれています。体内のリンはその85%がカルシウムやマグネシウムとともに骨や歯をつくる成分になっていて、残りの15%は筋肉、脳、神経などの様々な組織に含まれ、エネルギーをつくり出す時に必須の役割をしています。
コチラは我々にはあまり縁のない食材の一つですが(笑)