やっと…お馴染みの蝶達が飛び始めました。

野原や公園などに広く生息していて、都市周辺ではヒョウモンチョウの中で最も見る機会が多いタテハチョウの仲間。先日やっと今年の初見です。
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ツマグロヒョウモン
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風が吹いて、吸蜜のために止まっているハルジオンと手前の草が揺れて、撮影の邪魔をします。
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Argyreus hyperbius

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大きさは前翅長:27-38mm
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活動時期は4-11月で、これからは普通に見かけるでしょう。オイラとしては他の仲間を見たいのですが...
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コチラは今年初めてのセセリ蝶。やっと出会えました。
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イチモンジセセリ 一文字挵蝶
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このイチモンジセセリが蛾ではなく、蝶である区別は、この触角です。
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このように棍棒状になっているのが蝶。蛾の場合は先が細くなったり、櫛状になっています。
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目がクリッとまん丸くてカワイイですよね。

そしてセセリ蝶の出会い、2番目はコチラ。
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ダイミョウセセリ 大名挵蝶
大きさ(前翅長)は15-21mm。北海道・本州・四国・九州に分布し、4~10月にかけてみることが出来ます。
雑木林の周辺で見られます。幼虫の食草は、ヤマノイモなど。
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チョウ目 セセリチョウ科 チャマダラセセリ亜科 ◇Daimio tethys

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地方によって翅のもように違っているようで、東京付近に分布しているのは、白帯がはっきりしない関東型と呼ばれるタイプが、大阪付近に分布しているのは白帯が明瞭な関西型と呼ばれるタイプが多い。

ところで『蝶』がなぜ『butterfly』と呼ばれるか知っていますか?butterflyの語源は、チョウがバターの色をして飛んでいることからなんですよ(笑)
セセリチョウの仲間は、その独特な姿から、『skippers セセリチョウ(=飛び跳ねるものの意)』と呼ばれることもあるようです。因みに普通のチョウは『butterflies』で蛾(ガ)は『moth』←怪獣映画の『モスラ』で判るよね。
因みに…『モスラの歌』記事(笑)
コレね→「モスラ~ヤ モスラ~  ドゥンガン カサ~クヤン インドムゥ~  ルストウィラ~ドァ ハンバハンバ~ムヤン  ランダ バンウ~ラダン トンジュンカンラ~  カサックヤ~ンム」
モスラの幼虫の食草は…イヤ違いますな(爆)『キマダラセセリ』の幼虫の食草は、エノコログサ、稲、ススキなどのイネ科の雑草ですが、ときに各種のササ類にもつきます。
幼虫はこれらの植物の葉を巻いて巣をつくり、その中に潜んでいます。