ミヤマウグイスカグラ

別の場所で『ウグイスカグラ』がポツリと咲いている(←別ブログ記事)のを見ていたので、皇居東御苑でコレも咲いているンじゃあないか?と思い、見に行ったのです。コチラもポツリ、ポツリでしたが咲いている花を見つけました。
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ミヤマウグイスカグラ 深山鶯神楽
この花は、八王子の高尾にある『森林科学館』にもあるのですが、さすがに高尾の方までは…ね。
本来の開花時期は4月から5月です。つまり、オイラみたいに焦って探さなくても、たくさん花が咲く時期ね(笑)。
以前に別ブログで記事アップしていて、花の名前の由来についても説明しています。
以前の記事→『ミヤマウグイスカグラ』 コチラが→『ウグイスカグラ』
葉の脇に長さ2センチくらいの淡い紅色をした漏斗形の花を1、2輪つけます。
花の先は5つに裂けて、ぶら下がって咲きます。
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雄蘂は5本で短く、柱頭(雌蘂の先端で花粉の付着する部分)が、雄蘂よりも飛び出しています。
日本固有種で、北海道の南西部から九州の山地や丘陵地で、主に日本海側に分布しています。
樹高は2メートルから4メートルくらいの落葉低木で、よく枝分かれをします。
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◇科名:スイカズラ科 ◇属名:スイカズラ属( Lonicera=ドイツの採集家「ロニツァー(A. Lonitzer)」に因んだもの ◇学名:Lonicera gracilipes var. glandulosa(gracilipes=「gracilis=細い」+「pes=足」から。足は花茎を指しています / glandulosa=腺のある)
葉は卵形ないし菱形で、対生につき、葉の縁や葉脈上には毛が生えていて、蜜腺も交じります。
若い枝や葉の柄、花の柄にも毛が多い。
別に記事アップしている『鶯神楽 ウグイスカグラ』には毛は生えていません。
他にも『山鶯神楽 ヤマウグイスカグラ』と言うのがありますが、あちらはは毛は多いがですが蜜腺は少ない。まぁ、個別で見たらすぐには判別しにくいでしょうね。
花の後にできる実は、果皮が肉質で液汁が多い液果で、赤く熟したものは食用にもなります。