バンとオオバン

昨日は久しぶりに武蔵野市(吉祥寺のある所)の『井の頭恩賜公園』へ。月曜日なので、周りが仕切られててゲートのある公園や、公営の施設はお休みですからね。自由に入れるところが少ないのです。※→井の頭恩賜公園''
ここは平日でも相変わらず人が多い。ボートやスワンボートがたくさん浮いて…イヤ利用されてました。
で…オイラは野草のあるコーナーへまず廻りましたが、マッタク無い?と言うか、余計な下草共々、秋から冬への枯れた部分は刈られています。
一部で枝の選定作業もやっていたので、コチラを先に手をつけたのでしょう。ん~、この時期はね、アチコチの公園でも選定作業や下草の刈り取りとかをやってるんだよね。花が少ない時期で来園者も減ることから、何処も同じになるのです。野草園は少し芽が出てるのはあるけど、コレじゃあ観察にならない。植え込みの『沈丁花』はまだ花が咲くには早いし,,,,,グルッと一回り、木の杭も木の幹とかも見て廻ったけど、昆虫には出会えなかった。
じゃあ、野鳥を…。しかし木の枝には小鳥たちはマッタクいない。え??スズメも四十雀もいない?いるのは鳩とカラスだけです。で、鳩にパン屑をあげたりする困った人もいる訳です。
あちゃ~~~、全くの空振りか~!?身体の調子が良ければ、このまま『善福寺公園』まで歩いてもいいんだけど....とてもそんな元気なし。
※→'善福寺公園
そんじゃ、'取り敢えず、自然文化園から、探してみるか…?
だ・か・ら・ゲートで仕切られてるところは、入・れ・な・い・の!!(笑 アホだ_| ̄|○...)
んじゃ…スワンボートとかが浮かんでる井の頭の池を見て....
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鴨しか…いないか?と思っていたら、一羽小さいのが混じっていて、パン…じゃなくてバンです。
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バン (鷭)
大きさは全長が32-38cmで、翼開長は50-55cmくらいです。
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◇ツル目 ◇クイナ科 ◇属名:Gallinula ◇種小名:chloropus ◇亜種名:indica

英語名は『Moorhen』
クチバシの先が黄色く、額板(がくばん)が赤い。
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水鳥が毛繕いする際に尾腺油が分泌されます。尾腺油 は鳥の羽全体に行き渡ることで、羽に耐水性と柔らかなツヤを与えます。
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で…バンがいるんなら『オオバン』は?と思って探したら…いました。
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オオバン 大鷭
最近は仕事場の埠頭で見かけてるンですが、やっぱり池で見る方が自然な感じがするかなぁ(笑)

◇目:ツル目 ◇科:水鶏科 ◇属:オオバン属 ◇Fulica atra

全長は39cm。翼開長は70-80cmあります。水鶏と書いてクイナと読みます。首を前後に振って泳ぐ。名の通り、その種類の多くは水辺の草やアシの中にすんでいます。
このオオバンも、クイナの仲間ではいちばん大きく…太っています。体のほとんどが黒色ですが、嘴から額にかけてが白色。
英語名は『Eurasian Coot』西洋では、その色彩やら身のこなしから美や雅(みやび)のシンボルとなるいっぽうで、白い頭部の連想から、英語で「額がハゲあがっている」ことをas bald as a coot(オオバン)といいます。

ついでに、コチラもいましたよ。
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キンクロハジロ(♂) 金黒羽白

◇目:カモ目(Anseriformes) ◇科:カモ科(Anatidae) ◇属:スズガモ属(Aythya) ◇学名:Aythya fuligula

英名:Tufted Duck種小名fuscaは「黒、暗褐色」の意味で、オスの羽毛に由来すしたものです。
全身が黒色で腹は白色。嘴は薄い青色で、先端が黒色。冠羽があります。雌は茶色みを帯びます。