ヤクシソウ

頭花の下の苞葉が薬師如来の光背に見えるから、という説がありますが…真偽の程は不明です。
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山野の伐採地や崩壊地などにふつうに見られます。
ヤクシソウ 薬師草
8月の終わり頃から11月頃まで咲く、黄色いタビラコに似た花。
『オニタビラコ』
茎先や上部の葉の脇に黄色い小さな頭花を数個ずつつけます。
黄色い舌状花が12枚くらいあり、真ん中の筒状花も12個くらい。
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朝鮮半島や中国、インドネシア、インドにも分布している二年草。
枝を出して横に広がります。葉は楕円形で先端が尖り、基部は心形で茎を抱きます。
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根際から生える葉は開花時期には枯れてしまいます。
若い葉は茹でた後、晒して食用にされます。
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9月から11月ごろ、茎の先端にタビラコに似た黄色い花を咲かせます。
◇科名:菊科 ◇属名:オニタビラコ属(Youngia=米国の植物学者Robert Armstrong Youngに因んだもの ◇学名:Youngia denticulata(denticulata=細い歯のある)
日があたらないと花は開きません。咲き終わると下を向きます。
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草丈は30センチから120センチくらいで、茎は無毛で、赤紫色を帯びます。茎につく葉は長い楕円形で互生し、葉の質は薄く、縁には浅い鋸歯があります。
茎はよく枝分かれをし、茎を傷つけると乳液が出るのですが、これがとても苦いそうです。

花言葉は『賑やか』『不信感』など。
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