カントウカンアオイ

どこぞのドーム球場じゃあないですよ(笑)。
『カントウカンアオイ』です。葉っぱ目立ちますね。観葉植物として栽培される事が多いです。
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ドームの中には…
カントウカンアオイ 関東寒葵
見た目には、花には見えない姿ですが、コレが花。
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人気があるのは、この花の方じゃなく常緑の葉の方です。
この植物を知らないと、こんな花があるなんて思わないでしょうね。草丈は10センチくらいで、茎は短く、地上を這います。
◇科名:ウマノスズクサ科 ◇属名:カンアオイ属(Asarum=アサラム。ギリシャ語の「a=無」+「saroein=装飾」または「a=無」+「saron=小枝」に由来) ◇学名:Asarum kooyanum var. nipponicum(nipponicum=日本の本州の)
名前は三浦半島静岡県の関東地方に分布することから。
単にカンアオイというと、このカントウカンアオイをさします
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根茎から柄の長い葉が数枚出します。葉は分厚く、表面に不規則な白斑があって、長さが6センチから10センチ、幅が5センチから7センチのハート形をしています。
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開花時期は10月から4月で、このように半ば土に埋もれるようにして花をつけます。
筒形で先が3つに裂けた暗い紫色(内側)の花。
地下部を『土細辛(ドサイシン)』といい生薬にされます。